淡路市議会 > 2011-12-19 >
平成23年第39回定例会(第6日12月19日)

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  1. 淡路市議会 2011-12-19
    平成23年第39回定例会(第6日12月19日)


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    平成23年第39回定例会(第6日12月19日)            第39回淡路市議会定例会会議録(第6号) 平成23年12月19日(月曜日) 平成23年12月19日 午前10時開議     第 1.議案第 78号 淡路広域行政事務組合規約の変更の件       議案第 88号 公の施設の指定管理者の指定に関する件(温水プール)       議案第 89号 公の施設の指定管理者の指定に関する件(北淡天体観測施               設)       議案第 90号 公の施設の指定管理者の指定に関する件(津名体育センタ               ー、岩屋体育センター)       議案第 91号 公の施設の指定管理者の指定に関する件(武道館)       議案第 92号 公の施設の指定管理者の指定に関する件(津名テニス場)       議案第 93号 公の施設の指定管理者の指定に関する件(東浦B&G海洋               センター)       議案第 94号 公の施設の指定管理者の指定に関する件(しづかホール、               アソンブレホールサンシャインホール)       議案第103号 財産の無償譲渡の件(旧市立第1給食センター)       議案第104号 淡路市教育特区学校審議会条例制定の件                            [総務文教常任委員会報告
      第 2.議案第 77号 淡路市旅客待合所及び桟橋の設置及び管理に関する条例を               廃止する条例制定の件       議案第 79号 淡路広域消防事務組合規約の変更の件       議案第 80号 淡路広域水道企業団規約の変更の件       議案第 81号 公の施設の指定管理者の指定に関する件(北淡自然休養村               センター)       議案第 82号 公の施設の指定管理者の指定に関する件(北淡運動広場施               設)       議案第 83号 公の施設の指定管理者の指定に関する件(北淡体験農業実               習館)       議案第 84号 公の施設の指定管理者の指定に関する件(北淡観光農業経               営管理所)       議案第 85号 公の施設の指定管理者の指定に関する件(東浦健康増進施               設)       議案第 86号 公の施設の指定管理者の指定に関する件(東浦農林漁業体               験実習館)       議案第 87号 公の施設の指定管理者の指定に関する件(農村広場)       発議第  7号 鳥獣被害防止対策の充実を求める意見書       発議第  8号 防災会議に女性の視点を取り入れることを求める意見書       発議第  9号 国民生活の安全と向上を図る各種基金事業の継続を求める               意見書                            [産業厚生常任委員会報告]   第 3.議案第 95号 平成23年度淡路市一般会計補正予算(第6号)       議案第 96号 平成23年度淡路市国民健康保険特別会計補正予算(第2               号)       議案第 97号 平成23年度淡路市後期高齢者医療特別会計補正予算(第               1号)       議案第 98号 平成23年度淡路市福祉の里特別会計補正予算(第1号)       議案第 99号 平成23年度淡路市簡易水道事業特別会計補正予算(第2               号)       議案第100号 平成23年度淡路市農業集落排水事業特別会計補正予算(               第2号)       議案第101号 平成23年度淡路市公共下水道事業特別会計補正予算(第               3号)                          [補正予算審査特別委員会報告]   第 4.常任委員会及び議会運営委員会の閉会中の継続調査   第 5.広報広聴調査特別委員会委員派遣承認要求 1.会議に付した事件   日程第 1.議案第 78号 淡路広域行政事務組合規約の変更の件         議案第 88号 公の施設の指定管理者の指定に関する件(温水プール                 )         議案第 89号 公の施設の指定管理者の指定に関する件(北淡天体観                 測施設)         議案第 90号 公の施設の指定管理者の指定に関する件(津名体育セ                 ンター、岩屋体育センター)         議案第 91号 公の施設の指定管理者の指定に関する件(武道館)         議案第 92号 公の施設の指定管理者の指定に関する件(津名テニス                 場)         議案第 93号 公の施設の指定管理者の指定に関する件(東浦B&G                 海洋センター)         議案第 94号 公の施設の指定管理者の指定に関する件(しづかホー                 ル、アソンブレホールサンシャインホール)         議案第103号 財産の無償譲渡の件(旧市立第1給食センター)         議案第104号 淡路市教育特区学校審議会条例制定の件                            [総務文教常任委員会報告]   日程第 2.議案第 77号 淡路市旅客待合所及び桟橋の設置及び管理に関する条                 例を廃止する条例制定の件         議案第 79号 淡路広域消防事務組合規約の変更の件         議案第 80号 淡路広域水道企業団規約の変更の件         議案第 81号 公の施設の指定管理者の指定に関する件(北淡自然休                 養村センター)         議案第 82号 公の施設の指定管理者の指定に関する件(北淡運動広                 場施設)         議案第 83号 公の施設の指定管理者の指定に関する件(北淡体験農                 業実習館)         議案第 84号 公の施設の指定管理者の指定に関する件(北淡観光農                 業経営管理所)         議案第 85号 公の施設の指定管理者の指定に関する件(東浦健康増                 進施設)         議案第 86号 公の施設の指定管理者の指定に関する件(東浦農林漁                 業体験実習館)         議案第 87号 公の施設の指定管理者の指定に関する件(農村広場)         発議第  7号 鳥獣被害防止対策の充実を求める意見書         発議第  8号 防災会議に女性の視点を取り入れることを求める意見                 書         発議第  9号 国民生活の安全と向上を図る各種基金事業の継続を求                 める意見書                            [産業厚生常任委員会報告]   日程第 3.議案第 95号 平成23年度淡路市一般会計補正予算(第6号)         議案第 96号 平成23年度淡路市国民健康保険特別会計補正予算(                 第2号)         議案第 97号 平成23年度淡路市後期高齢者医療特別会計補正予算                 (第1号)         議案第 98号 平成23年度淡路市福祉の里特別会計補正予算(第1                 号)         議案第 99号 平成23年度淡路市簡易水道事業特別会計補正予算(                 第2号)         議案第100号 平成23年度淡路市農業集落排水事業特別会計補正予                 算(第2号)         議案第101号 平成23年度淡路市公共下水道事業特別会計補正予算                 (第3号)                          [補正予算審査特別委員会報告]   日程第 4.常任委員会及び議会運営委員会の閉会中の継続調査   日程第 5.広報広聴調査特別委員会委員派遣承認要求 1.会議に出席した議員(18名)    1番 鎌 塚   聡        2番 太 田 善 雄    3番 西 濱 益 代        4番 田 中 孝 始    5番 土 井 晴 夫        6番 五 条 正 仁
       7番 奥 野 幸 男        9番 佐 藤 裕 子   10番 岬   光 彦       11番 新 阜 長 富   12番 戸 田 雄 士       14番 蓮 池 久 志   15番 出 雲 容 子       16番 竹 中 史 雄   17番 池 本 道 治       18番 岡 田 勝 一   19番 松 本 英 志       20番 籾 谷   宏 1.会議に欠席した議員(なし) 1.会議に出席した事務局員の職氏名     事務局長     加 地 研 一     議事課長     富 永 登志也     特命参事     福 條 昌 孝     副課長兼議事係長 森 脇 弘 子     総務係長     岡 山 正 道 1.会議に出席した説明員の職氏名     市長       門   康 彦     副市長      森   和 重     教育長      高 田 貴代志     理事       坪 田 勝 幸     総務部長     金 村 守 雄     総務部付部長事務所総括担当)              山 崎 直 一     財務部長     黒 地 禎 三     行政改革推進部長 竹 中 司 朗     企画部長     宮 本   肇     企画部付部長ふるさと納税推進担当)              船 橋 敏 祝     危機管理部長   長 濱 泰 之     市民生活部長   土 井   清     健康福祉部長   五 條 正 光     産業振興部長   上 野 賢 次     都市整備部長   魚 崎 一 郎     上下水道部長   竹 澤 好 生     会計管理者    岡 原 辰 生     教育部長     新 開 正 章     教育部長     大 迎 浩一郎                開 会 午前10時00分               …………………………………… ○議長(蓮池久志)  皆さん、おはようございます。  本日は、休会明けの会議が再開されましたところ、議員各位並びに門市長をはじめ幹部職員の皆様には、大変御多忙のところ、定刻に御参集いただきまして、まことにありがとうございます。  ただいまから、今期定例会第6日目の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付いたしておりますとおりでございます。  それでは、直ちに日程に入ります。      ◎日程第1.議案第78号、議案第88号から議案第94号            議案第103号、議案第104号   10件一括議題 ○議長(蓮池久志)  日程第1、議案第78号、議案第88号から議案第94号まで、及び議案第103号、議案第104号、以上10件を一括議題といたします。  この際、御報告申し上げます。  総務文教常任委員会に付託いたしましたこれら10件については、審査の結果、議案第78号、議案第89号、議案第90号、議案第91号及び議案第92号、以上5件については、全会一致をもって、原案のとおり可決すべきものと決定した旨、また、議案第88号、議案第93号、議案第94号、議案第103号及び議案第104号、以上5件については、多数をもって、原案のとおり可決すべきものと決定した旨、委員長から文書をもって議長あて報告書が提出されております。これにて御了承願います。  本件について、委員長の報告を求めます。  総務文教常任委員会委員長奥野幸男君。 ○総務文教常任委員長奥野幸男) (登壇)  総務文教常任委員会委員長奥野幸男でございます。委員会の審査の報告をさせていただきます。  平成23年12月2日に、本委員会に付託されました下記案件について、12月5日の委員会において、慎重審査の結果、下記のとおり決定いたしましたので、会議規則第104条の規定により、事件番号順、件名、議決結果の順で報告をさせていただきます。  まず、議案第78号 淡路広域行政事務組合規約の変更の件につきましては、全会一致で、原案のとおり可決すべきものと決しました。  議案第89号 公の施設の指定管理者の指定に関する件(北淡天体観測施設)につきましても、全会一致で、原案のとおり可決すべきものと決しました。  議案第90号 公の施設の指定管理者の指定に関する件(津名体育センター岩屋体育センター)につきましては、全会一致で、原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議案第91号 公の施設の指定管理者の指定に関する件(武道館)につきましても、全会一致で、原案のとおり可決すべきものと決しました。  議案第92号 公の施設の指定管理者の指定に関する件(津名テニス場)、全会一致で、原案のとおり可決すべきものと決しました。  議案第93号 公の施設の指定管理者の指定に関する件(東浦B&G海洋センター)につきましては、賛成多数をもちまして、原案のとおり可決すべきものと決しました。  議案第94号 公の施設の指定管理者の指定に関する件(しづかホールアソンブレホールサンシャインホール)につきましては、指定管理者の契約が個々であるのに対し、議案がこの3件を一括議案としており、無理があり、分離して審査すべきとの意見がありましたが、執行部からは、今後、検討するということで、審査の結果、賛成多数で、原案のとおり可決すべきものと決しました。  続きまして、平成23年12月2日及び14日に、本委員会に付託されました下記案件につきまして、12月14日の委員会において、慎重審査の結果、下記のとおり決定いたしましたので、会議規則第104条の規定により報告いたします。  議案第88号 公の施設の指定管理者の指定に関する件(温水プール)につきましては、淡路市立プール施設の管理に関する覚書の内容に対する質疑があり、修正内容が提示され、結果、賛成多数をもちまして、原案のとおり可決すべきものと決しました。  議案第103号 財産の無償譲渡の件(旧市立第1給食センター)につきましては、財産の無償譲渡の件については、公有財産の無償譲渡に対する問題点、またプロポーザル入札における問題点の指摘があり、執行部より、プロポーザル入札については、今後、改善するとの返答があり、慎重審査の結果、賛成多数をもちまして、原案のとおり可決すべきものと決しました。  議案第104号 淡路市教育特区学校審議会条例制定の件につきましては、賛成多数をもちまして、原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上をもちまして、総務常任委員会審査報告とさせていただきます。 ○議長(蓮池久志)  委員長報告は終わりました。  これより、委員長報告に対する質疑に入ります。  念のため申し上げます。  委員長報告に対する質疑及び委員長の答弁は、それぞれ自席でお願いします。  なお、連続して3回まで、時間は、答弁を含め10分以内であります。  それでは、発言を許可します。  ございませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(蓮池久志)  質疑もないようでありますので、これを終結いたします。  これより、分離して1議案ごとに討論、採決いたします。  それでは、はじめに、議案第78号 淡路広域行政事務組合規約の変更の件であります。  まず、反対討論から許可します。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(蓮池久志)  ありませんね。  ほかに、討論、ございませんね。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(蓮池久志)  討論もないようでありますので、これを終結します。  これより、表決に入ります。  本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は、起立願います。                  (起立全員) ○議長(蓮池久志)  起立全員であります。  よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第88号 公の施設の指定管理者の指定に関する件(温水プール)であります。  まず、反対討論から許可します。  1番、鎌塚 聡君。 ○1番(鎌塚 聡) (登壇)  1番、日本共産党、鎌塚 聡です。議案第88号 公の施設の指定管理者の指定に関する件(温水プール)について、反対の立場で討論を行います。  この指定管理につきましては、津名温水プール、津名第二温水プール北淡温水プールの管理・運営を、株式会社ニスポ指定管理させることを議決する議案であります。  プールに関しましては、平成19年7月29日に発生いたしました学童保育の痛ましい事件を忘れることができません。議会でも、昨年、平成22年6月10日に、学童保育プール事故に関する決議を上げ、遺族に対する哀悼の意を表し、事故の原因徹底究明安全管理の徹底、併せて、市内の公共施設の安全管理態勢の強化を求め、全職員の危機管理意識の高揚を求めています。  その後、事故報告書教育委員会から出され、昨年12月に、学童保育安全管理マニュアル学童保育ガイドライン健康福祉部社会福祉課、また、本年4月に、淡路市温水プール安全管理マニュアル教育委員会、淡路市学童保育ガイドライン健康福祉部子育て応援課で作成されました。これらのことを見ましても、この事故を教訓に、二度と事故を起こさない対策は当然でありますが、その努力の経過は議会にも明らかにされました。  こうした経過の中で、事故の責任を、当時のニスポ施設長、指導員などが略式命令の刑事罰を受けたことが、新聞報道なされました。事故の件では、淡路市と遺族とは、平成23年11月11日に和解しております。  今回の指定管理の選考に当たっては、複数の応募があったと伺いました。選定に当たっては、8名の指定管理候補者選定委員が当たられたとあります。しかし、選定基準が上であったというだけで、指定できるでしょうか。委員会におきましては、淡路市温水プール施設の管理に関する覚書をすることを申し入れ、既に3者で確認されていますが、これは、どの指定管理者であれ求めなければならない内容かと思います。  さきに述べましたように、プール事故を教訓にするならば、この業者を指定管理として指定できないという法的規制はありませんが、事故と直接関わるニスポを、再び、淡路市のプール管理者として淡路市が指定管理者として決定するという議案に対しましては、社会的道義からしても賛同できないことを申し述べ、討論といたします。 ○議長(蓮池久志)  次に、賛成討論を許可します。
     16番、竹中史雄君。 ○16番(竹中史雄) (登壇)  16番、竹中史雄でございます。議案第88号 市営の津名温水、同第二、北淡の3温水プールの業務を民間企業の株式会社ニスポ指定管理者にして代行させる件につき、賛成の立場で討論いたします。  指定管理者は、国が自治体が破綻すればどうなるのかを突き詰めたときにできた制度の一つであります。行政が破綻すれば、住民サービスが激変する。行政支出は縮小され、住民サービスがどんどん落ちていくのであります。医療、介護、交通、衛生など、すべてのサービスの質が落ち、価格は逆にアップしていきます。ただし、住民は生きてはいけますが、指定管理者に市の業務を代行させることにより、今までの市民の甘え過ぎのサービス過剰の金額をはっきりさせることができるのであります。それが、指定管理者制度の利点の一つでもあります。  それより心配なのは、破綻もしくは縮小していく場合の人材の流出であります。人材の流出は、まちを廃墟にしていく恐れがあります。財政破綻をするようなところでは、商売にならないからであります。優秀な商売人らは、一番に出ていきます。彼らが出ていくとどうなるのか。市内で有望な起業が起こらず、旧態依然とした商売は、能力不足で競争に負けて沈んでいく。最後に、まちは、年寄りと子どもと農民と漁民と役人だけになります。死んだまち、つまり廃墟です。同時に、警察も消防も縮小され、治安が悪化していきます。  以上の意味で、お金がなくなって、行政サービスが低下するよりも、優秀な人材の流出の方が怖いのであります。これを防ぐには、市役所の業務を積極的に指定管理者なりに移して、企業感覚の考え方を持った優秀な行政リーダーを育てて、淡路市に優秀な起業家が集まるような環境を整えるしか道はありません。それが、近隣住区理論に基づく地域開発ということであります。それをやらない限り、淡路市も廃墟への道を歩むことになります。淡路市は、現在、その道を歩み続けております。税金の使い道を決めるのが政治でありますが、意欲ある商売人や起業家を集めるのも、政治と行政の役割であります。  自分の住んでいるところは、他人は、誰も何もしてくれません。自分の責任でするしかないのであります。それをやらなければ滅びます。淡路市は、もう半分滅びていることに気付くべきであります。  また、本事案の相手方、ニスポは、法人であります。自然人ではありません。溺死事故を起こしたのは、自然人の従業員らであります。したがって、ニスポには刑事責任はなく、民事責任しかありません。同責任については、相手方の遺族とも、債権債務なしで、円満解決し、市とニスポの間で念書も取っているとのことなので、再度、市の業務を代行させるには問題なしと、私は考えております。ニスポは、優秀な行政リーダーに育っている事実が、過去の実績からも分かります。  なお、学童担当の健康福祉部においても、今回の事故を教訓として、今後とも、臆することなく、水の事故から自らの命を守る児童の水泳教育の再開を望むものであることを付言いたしまして、賛成討論といたします。  以上であります。 ○議長(蓮池久志)  次いで、反対討論を許可します。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(蓮池久志)  ほかに、討論はありませんね。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(蓮池久志)  討論も終わったようでありますので、これを終結します。  これより、表決に入ります。  本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は、起立願います。                  (起立多数) ○議長(蓮池久志)  起立多数であります。  よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第89号 公の施設の指定管理者の指定に関する件(北淡天体観測施設)であります。  まず、反対討論から許可します。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(蓮池久志)  ほかに、討論はありませんね。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(蓮池久志)  討論もないようでありますので、これを終結します。  これより、表決に入ります。  本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は、起立願います。                  (起立全員) ○議長(蓮池久志)  起立全員であります。  よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第90号 公の施設の指定管理者の指定に関する件(津名体育センター岩屋体育センター)であります。  まず、反対討論から許可します。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(蓮池久志)  ほかに、討論はありませんね。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(蓮池久志)  討論もないようでありますので、これを終結します。  これより、表決に入ります。  本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は、起立願います。                  (起立全員) ○議長(蓮池久志)  起立全員であります。  よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第91号 公の施設の指定管理者の指定に関する件(武道館)であります。  まず、反対討論から許可します。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(蓮池久志)  ほかに討論はありませんね。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(蓮池久志)  討論もないようでありますので、これを終結します。  これより、表決に入ります。  本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は、起立願います。                  (起立全員) ○議長(蓮池久志)  起立全員であります。  よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第92号 公の施設の指定管理者の指定に関する件(津名テニス場)であります。  まず、反対討論から許可します。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(蓮池久志)  ほかに討論はありませんね。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(蓮池久志)  討論もないようでありますので、これを終結します。  これより、表決に入ります。  本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は、起立願います。                  (起立全員) ○議長(蓮池久志)  起立全員であります。  よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第93号 公の施設の指定管理者の指定に関する件(東浦B&G海洋センター)であります。  まず、反対討論から許可します。  1番、鎌塚 聡君。 ○1番(鎌塚 聡) (登壇)  1番、日本共産党、鎌塚 聡です。議案第93号 公の施設の指定管理者の指定に関する件(東浦B&G海洋センター)について、反対の立場で討論を行います。  この議案は、通称東浦サンパークに関する4施設の指定管理に関する議案であり、議案第85号、86号、そして87号とも関連した議案であります。これら施設は、この間、NPO法人、兵庫県サッカー夢クラブに指定管理しておりました。決算審査で明らかになりましたが、21年度の指定管理料2,000万円、22年度は3,100万円であり、また、23年度当初予算では3,180万円となっております。この件は、設定された指定管理料では、管理運営が困難であったことが明白であります。  今回、指定しようとする指定管理者、有限会社トラベルシリウスは、選定委員会が、5者の中から一番点数が良いことも考慮され、選ばれたと説明を受けました。しかし、4施設委託しての指定管理料、約1,993万円余りは、現在の指定管理者より低く抑えられております。この差額、約1,100万円は、当局の説明のように、新規事業などによる集客増や、事業者の持つノウハウでの経費削減が図られ、指定業者の営業努力に頼ることになるのでしょう。  また、一方では、雇用は、現状以下にならないよう配慮するということや、現事業者の雇用、約21名態勢から33名程度の態勢に増加するという説明からすると、人件費増加ととれますから、さらなる営業努力で、歳入増か歳出減が図られることになるのでしょう。  最近の社会情勢や景気の動向からすれば、集客増は厳しいものがあります。この場合、そのしわ寄せが、労働者の労働条件や雇用条件に影響を与えるのはないでしょうか。この現状より低く抑えられている指定管理料には不安を感じております。  指定管理者制度は、平成15年9月に制定されましたが、その後、各自治体、なされておりますけれども、さまざまな問題も生じています。そこで、昨年12月に出された総務省自治行政局長の指定管理者制度の運用のついてで、各自治体に助言がされております。その2項には、指定管理者制度は、公共サービスの水準の確保という要請を果たす最も適切なサービスの提供者を、議会の議決を経て指定するものであり、単なる価格競争による入札とは異なるものであること。また、6項においては、指定管理者が、労働法令を遵守することは当然であり、指定管理者の選定に当たっても、指定管理者において労働法令の順守や雇用、労働条件への適切な配慮がなされるよう留意することとなっております。  新規参入事業者による新規事業等での集客力や、事業展開に期待する半面、この施設をこの条件で指定管理としてふさわしいとの判断は、これまでの業者よりよりよい条件や提案がもとになっております。今後、繰り返されるであろうこれらの判断で、自治体が、本来、市民に必要な施設として、そしてまた、そこで働く労働者の条件を含め、地域の発展に責任を持つということも自治体にはあります。その点からしても、この件が指定管理制度にそぐわない面も、通達の趣旨からも伺えます。  この4施設は、大衆浴場のない東浦地区にとっては、大衆浴場の役割と健康増進をする施設、また、学校部活や社会体育を行う体育館施設など、それぞれ目的が異なった施設であり、地域には重要な施設であります。目的が違いますが、周辺施設ということで、一つの事業者に指定管理されておりますが、これらの施設の当初の住民福祉の機能が十分発揮されることとともに、上記に述べてきたように、目的が阻害されることがないことを願って、討論といたします。 ○議長(蓮池久志)  次に、賛成討論を許可します。  16番、竹中史雄君。 ○16番(竹中史雄) (登壇)  16番、竹中史雄でございます。議案第93号 公の施設の指定管理者の指定に関する件(東浦B&G海洋センター)につき、賛成の立場で討論いたします。  賛成理由は、議案第88号と同様の理由であります。  加えて、この施設は、いわゆる赤字が垂れ流すという話やから、こういうふうになってきとるんですね。しかし、一番民間の考え方で言いますと、減価償却を積まなければならないんですよ。この施設、減価償却、積んでませんよ。これ、どうして維持するんでしょうか。めげてきたら、もう終わりですよ。しかし、福祉というのであれば、少なくとも、歳入歳出がプラマイゼロに持っていくというのは、これは至上命令であります。しかし、それができないという話でありますから、指定管理に出して、これを維持しようという話であります。  それで、安くなってきたという話は、目的は、最小の費用で最大の効果を取るというのが目的でありますから、安くなるというのは、ゼロに近づくという話やから、市民の負担が少なくなる。しかし、先ほど、言いましたように、減価償却が積んでないんですよ。減価償却積んでないから、幼稚園であるとか、小学校であるとか、再編して、今、やっているわけでしょ。お金がないからですよ。お金があれば、こんなあほなこと、しなくてもいいんです。そのために、我々、何をしなければいけないかというと、入を上げていく。入を上げるためには、お客さんを呼んでくるという、お金はお足というんですから、人についてくるんです。お金だけが、人間とともについてこないんです。人についてくるんですよ。その人を呼ぶということは、役人さんがやってきたという事実であって、結果、赤字を垂れ流してきたというだけの話じゃないですか。  そこを、駄目やから民間にお願いして、指定管理でやっていこうかというふうな案件でありますから、問題ないですよ。  それと、もう1点は、雇用、雇用とおっしゃいますけど、人を雇うという、今、雇われている人の雇用の場を守るというだけの目的の施設じゃないですよ。淡路市民が、この施設、全員がみんな使ってるんですか。使ってませんよ、この施設は。特定の人が使っているという施設です。みんなが使っているというものであれば、お金を持っていって、赤字なんか垂れ流ししませんよ。使ってないから、赤字垂れ流しするんですから、これは。  だから、新しい将来の入の見込みのある人にやってもらうというのは、これは必然の理でありますから、私は賛成といたします。 ○議長(蓮池久志)  次いで、反対討論を許可します。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(蓮池久志)  ほかに討論はありませんね。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(蓮池久志)  討論も終わったようでありますので、これを終結します。  これより、表決に入ります。  本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は、起立願います。                  (起立多数) ○議長(蓮池久志)  起立多数であります。  よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第94号 公の施設の指定管理者の指定に関する件(しづかホールアソンブレホールサンシャインホール)であります  まず、反対討論から許可します。  4番、田中孝始君。 ○4番(田中孝始) (登壇)  4番、田中孝始でございます。議案第94号 公の施設の指定管理者の指定に関する件に対し、反対の立場で討論します。  音楽分野の有識者によるコンサートや芸術活動の拠点としての利用が期待できるとして選ばれた。そういう提案理由ですし、提案理由でもありました。音大でもいいし、芸大でもいいし、プロダクションでもいい、そういうことになります。たまたまパソナさんが応募し、審査委員会委員、すべての方がパソナさんに上位点を入れ、提案に至っておることは事実でございます。  ただ、あくまで施設管理運営の委託であります。パソナさんが指定管理を受けようが、ほかの団体がしようが、芸術活動はするわけですから、使えば使用料は発生します。指定管理者になると、利用が多く見込まれるという説明には、私は納得ができませんでした。結果は別として、サンシャインホールの運営を長年支えてきた市民グループの方々に、指定管理者への応募を促し、育成していくことが必要ではなかったかと、そのように思います。  以上、反対討論とします。
    ○議長(蓮池久志)  次に、賛成討論を許可します。  16番、竹中史雄君。 ○16番(竹中史雄) (登壇)  16番、竹中史雄でございます。議案第94号、しづかホールサンシャインホールアソンブレホールの業務を民間企業の株式会社パソナグループ、国際ライフパートナー株式会社を指定管理者にして代行させる件につき、賛成の立場で討論いたします。  文化ホールの運営は、民間の商ビジネスが主である。この基本的な構造を無視してきた結果が、赤字垂れ流しの累積であります。市民の財産だ、公共のものだ、文化だという議論に持っていけば、税金でやればいいという話になり、文化ホールの経営自体が歪んでくるということを知るべきであります。  出発後、今までにホールに有料で足を運んだ市民は何人いたでしょうか。毎年の稼働率、収入の中身を見れば、答えは歴然であります。したがって、どう考えても、市民全体のものであるはずがないのであります。当時の首長が発案し、議会が認諾して、役人が、税金で文化ホール経営をやった結果、あっという間に赤字垂れ流しに陥ったのは、市民周知の事実であります。商ビジネスは、プロフェッショナルがお金のために必死で演技するから面白く、魅力があるのであります。お金儲けは、商売そのもので、それが文化というのなら、トヨタや松下も大文化財になります。  文化ホール経営の最優先目的は、淡路市の利益を最大限にすることにあるのであって、役人の職場づくりのためにあるのではありません。今までの経営の仕方が間違っていたから、赤字を垂れ流してきたのであって、経営能力のない者が経営してきたから、淡路市のお荷物になっているのであります。  運営赤字から脱却するのには、付加価値を出せるように戦略転換しなければ、生き延びることは不可能なのは自明の理であります。他市から見るとお気の毒さまですねと、声をかけられる程度であります。世の中で、最も考える能力がなく、商売の常識もなく、経営センスもない。考えることを放棄した役人様に経営を任したから、こんな情けない結果になったのも否めません。  したがって、ここは、新しい風を入れるべきときであると申し上げて、賛成討論といたします。 ○議長(蓮池久志)  次いで、反対討論を許可します。  9番、佐藤裕子君。 ○9番(佐藤裕子) (登壇)  9番、日本共産党、佐藤裕子でございます。議案第94号、公の施設の指定管理者の指定に関する件について、反対の立場から討論を行います。  淡路市発足以降、既に岩屋アソンブレホールと津名しづかホールが、指定管理制度の下に置かれてきました。そして、今回、市直営で行ってきた東浦サンシャインホールも、指定管理者に委ねるという議案であります。  合併当初から、年々減らされ続けてきたサンホールの自主公演事業費も、今年度予算では、たった120万円しか与えられず、3年前の半分以下です。特に、指定管理制度の下に置かれた2ホールの事業内容を見ると、貸し館事業収入では、多少増加はしていても、以前の魅力的な事業内容からはほど遠く、各種団体の催しや政治家の報告会、学校関係の大会等々がほとんどとなっています。  指定管理制度になってからは、ホールの企画した事業の成功に向けて、市民が一体となって発信、チケット販売も協力するといった姿勢がほとんどみられなくなりました。指定管理者がよかれと企画した興業でさえも、集客ができない状況だとお聞きしています。文化ホールと市民の距離が、どんどん遠ざかっているのであります。  しづかホール単体の収支を見ても、指定管理制度となって変わったのは、人件費に関わる歳出部分だけであります。結局、人件費を抑えた一方で、ホール事業が市民から遠のき、魅力ある事業からも遠ざかっていったわけです。私自身、島内の催し物一覧を見て、これは行きたいと心動かされるものがたびたびあります。  最近では、劇団四季の公演、綾戸智恵さんのジャズピアノコンサートなど、残念ながら、どちらも洲本市主催のものです。磨き抜かれたプロの演技、演奏、豊かなトークに、感動と、明日も頑張ろうという勇気をもらって帰ってきます。しかし、残念ながら、指定管理となってからは、淡路市内でお金を払って行きたいと心動かされる催しには、なかなか出合えません。  文化ホールは、まさに淡路市の文化の発信拠点であります。市民を思い、淡路市の文化の向上に向けて一心に情熱を注ぐ職員と、その周りに、文化活動を支える市民集団がなくしては、その目的は達成できません。  年に数回でも、子どもたちや市民にプロの劇団による本物の劇を見せる、一流の演奏家の演奏をじかに聞かせる。この本物体験を味わってもらう。公演成功に向けては、市民も一体となって取り組む。この過程によって、豊かな文化が醸成されていくものと信じています。  そのような重要な文化ホールの役目を、市から手放し、すべて島外資本の指定管理者制度の下に置くこの議案には、到底賛同できないことを申し述べ、反対討論といたします。 ○議長(蓮池久志)  続いて、賛成討論を許可します。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(蓮池久志)  ほかに討論はありませんね。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(蓮池久志)  討論も終わったようでありますので、これを終結します。  これより、表決に入ります。  本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は、起立願います。                  (起立多数) ○議長(蓮池久志)  起立多数であります。  よって、本案は、原案のとおり可決されました。                (奥野幸男議員退場) ○議長(蓮池久志)  次に、議案第103号 財産の無償譲渡の件(旧市立第1給食センター)であります。  まず、反対討論から許可します。  4番、田中孝始君。 ○4番(田中孝始) (登壇)  4番、志民の会、田中孝始でございます。議案第103号、財産の無償譲渡の件に対し、反対の立場で討論します。  施設の除却費がかかる。持ち出しのないように譲渡して、税収のアップ、雇用の場の確保、地域活性化へという思いは同じであります。ものには、すべてにベストなタイミングがあり、スピードが要求される場合もあるでしょう。しかし、市民の財産を処分するのに、ホームページのみで、21日間、公募しましたよという形はとっているものの、一度も有償で募集という経過や、市民への広報手段を踏むことなく、なぜ競争入札の原則を無視してまで、プロポーザルによる無償譲渡なのか。  プロセスを踏んでくださいね。分かりましたと言いつつも、地元の雇用につながることだから、相手さんのあることだからと言って、前に進むことだけのみを強調されております。普通に競争入札で売却したとしても、買われた企業が何もしないことはあり得ません。同じように税収も発生しますし、雇用も生まれるものと推察をいたします。  今回、施設の除却費を考えると、マイナス40万円という試算で無償譲渡の提案に至ったわけですが、解体の請負実績から考えればプラスともなる。非常に微妙な案件でもあります。委員会審査の際にも、企業への利益供与に当たらないか、法的に問題はないのか、ただしましたが、執行部からは、明言を避けられたようでありました。ほかの委員からも、裁判判例についても同様に指摘がなされました。  また、プロポーザル審査委員9名のうち7名が市の職員で構成されたことも、適切さ、慎重さ、公平さを欠いていると思わざるを得ません。このことが、異論もなく、決裁されていくことに驚きを隠せません。  企業誘致は、雇用の場の確保として、税収の確保として、地域の活性化として大事であります。しかし、企業誘致だから、やっとばして構わない手法は、行政としていかがなものでしょうか。企業誘致だけは特別という考え方は、再考すべきではないかと、そのように考えます。そうすることは、常に企業誘致さんの希望に沿ったプロポーザルになったり、ケースバイケースとなりやすいのではないかなと、そのように思います。  議会は、出す結論の中身についても、また、その結論をどんなプロセスで出したかについても、市民に対しても責任を負っております。市民に十分な説明を行った上で速やかにが原則であり、市民との情報の共有を図りながら、公民連携への道を歩まれることを願っております。  委員会では賛成多数でありましたが、議員の皆様には、適切な判断をお願い申し上げ、以上、反対討論といたします。 ○議長(蓮池久志)  次に、賛成討論を許可します。  10番、岬 光彦君。 ○10番(岬 光彦) (登壇)  10番、緑風会、岬 光彦でございます。議案第103号 財産の無償譲渡の件について、賛成の立場から討論させていただきます。  今回議案の無償譲渡する旧淡路市立第1給食センターは、平成20年11月に、淡路市洲本市広域事務組合の解散に伴い、財産処分を受けた施設で、平成22年3月末に、新たに市立給食センターを設置したことに伴い、廃止となった施設であります。どこの自治体においても、学校施設をはじめ使わなくなった施設のあり方については、苦慮しているところです。  利活用しなくなった施設は、維持費だけがかかる負の財産であります。施設を利活用することによって、税収、雇用等の利益を生みます。そうすることによって、負の財産をプラスに転ずることができます。施設の処分、利活用には、有償貸与、無償貸与、有償譲渡、無償譲渡が考えられますが、今回の施設は、早急な有効活用が望まれること、施設の除去費が資産価値を上回ることを考慮すると、無償譲渡が妥当であると思われます。  また、この度の沖物産株式会社の提案は、淡路地域の産物に重点を置いた取り組みを考えるなど、地元の農業グループや農業法人、生産者との連携、また雇用の創出、淡路島の魅力発信の拡充が盛り込まれる提案となっており、募集要項にも沿ったものと思っております。  今後、廃止となった公共施設の処分については、一定のルールづくりが必要になってくると思われますが、今回、無償譲渡という有利な条件を持ち出して、地域活性化につながる企業誘致を進めたことに対して、賛成いたします。 ○議長(蓮池久志)  次いで、反対討論を許可します。  9番、佐藤裕子君。 ○9番(佐藤裕子) (登壇)  9番、日本共産党、佐藤裕子です。議案第103号 財産の無償譲渡の件について、反対の立場から討論を行います。  淡路市になって3件目の、市有財産を民間企業に無償譲渡する議案が上程されました。企画部が提出してきた旧第1給食センター無償譲渡する、その根拠は、当該物件が耐用年数38年で、建築から40年を経過し、建物価格が0円、土地価格は、面積1,204.7平方メートル、780万円。資産価値、合わせると780万円。一方で、解体整備費用に820万円かかると試算されるため、差引40万円のマイナスとなる。  原則的に、資産価値よりも施設の除却費用が大きいものは無償。小さいものは有償でという考え方を当局は持っており、当該施設を有効利用することで、定住化、雇用促進を図れるという考えから、無償譲渡と判断したという説明でした。  この提案に対し、理解できない部分が多々あります。  その一つは、市有財産の処分については、有償か無償か、貸与か譲渡か、最終の判断に至るプロセスを明確にしてほしいと、これまでも求めてきたのに、また、いきなり無償譲渡という提案の仕方。  また、プロポーザルという手法は、何を根拠に、どの部署が決めるのかも不明瞭。さらに、このプロポーザル選考委員会の設置が条例化されておらず、プロポーザルごとに、担当部署が設置要綱をつくっており、今回の要綱では、委員9名中7名が市の行政職で占められている。これで、適切な選定ができるのかという疑問も浮上。  また、解体費用の計上が高すぎるという疑義。  さらに、プロポーザルへの応募が1者のみ。再度、公募期間を延長し、複数の応募者を募って、より公平なプロポーザルとすべきでないか。公共の財産を一民間企業が利用し、利益を上げていくのだから、それ相当の対価も提示すべき。これでは、単なる一企業に対する利益供与になるという疑い等々です。  るる申し上げましたが、私は、これら多くの理解しがたい点を超えて、この市有財産の一企業への無償譲渡は、法的に許されない行為なのではないかという根本的な疑問を払拭できません。全国的な廃校の処分事例を見ても、一民間企業に対して無償譲渡している具体的な事例は、ほとんど出てきません。9月議会で、我が市と同様、3校の廃校を民間企業に有償貸与、無償貸与した養父市の事例を挙げましたが、法に抵触する懸念を話しておられました。どの法律に抵触するのか。地方自治法第232条の2項、また、第237条の2項等です。  そこには、普通地方公共団体の財産は、条例または議会の議決による場合でなければ、これを交換し、出資目的とし、もしくは支払い手段として使用し、または適正な対価なくしてこれを譲渡し、もしくは貸し付けてはならないと、条例準則で規定し、原則的に禁止しています。  例外として、条例で定めている場合、または議会の議決がある場合に限って、無償譲渡、すなわち譲与が認められていますが、その用途や相手方についても、自由裁量ではなく、次のように基本限定されているのです。1、他の地方公共団体その他公共団体において、公用もしくは公益事業の用に供するため普通財産を他の地方公共団体その他公共団体に譲与するとき。2、公用または公共用に供する公有財産のうち、寄附に係るものの用途を廃止した場合において、当該用途の廃止によって生じた普通財産を、その寄附者または相続人に譲与するとき。2点、こう定められています。  1で規定した公益事業とは何か。これは、我々の生活に日常不可欠なサービスを提供する事業。税金を使った公共事業ではありませんが、多くの住民が受益を受ける電気、ガス、水道、鉄道等々のサービスが公益事業なのであり、一民間企業が地域活性化と地元雇用の拡大をうたったからといって、それが公益事業に転じる性質のものではありません。  法を重んじ、慎重に市有財産の処分を図ろうとする他の自治体の姿勢とは異なり、次々と市有財産を無償譲渡で処分しようとする淡路市の突っ走り方は容認しがたく、一民間企業への利益供与という大きな過ちにつながりかねません。  そして、当該企業のイメージをも損ねる幾重ものマイナスを生じさせることにつながると重ねて指摘し、反対討論といたします。 ○議長(蓮池久志)  続いて、賛成討論を許可します。  16番、竹中史雄君。 ○16番(竹中史雄) (登壇)  16番、竹中史雄でございます。議案第103号 旧一宮町桃川地区に設置の行政財産を普通財産に落とした旧市立第1給食センター財産の無償譲渡の件につき、賛成の立場で討論いたします。  本件は、所管の総務文教常任委員会の審査で、払い下げ決定に至る手続論の是非で議論を重ねた事案であります。市長が要綱を定め、担当部が、それに基づき業者を内定している。その内定の仕方につき、今まで無償払い下げにつき、委員会などで、まずは有償からとあんなに言ってあったのに、言ったとおりに何らしていないなどとの主張もありましたが、担当部は、要綱に基づき内定したのであるからして、叱責は筋違いというものであります。東京や岡山などの業者にはお金をつけてやり、地元企業には有償とは理解できません。島外業者は、採算が合うからやってくるのであります。損することは誰もいたしません。利益も島外へ出ていきます。地元企業は、その逆と知るべきであります。不動産を無償で手放しても、雇用や地域の活性化、税収増に寄与してくれるのは、相手方を見ればわかるはずであります。  議員として、市長要綱による内定の仕方が御不満であるならば、今会議で、条例、規則を定めて、議員・職員をしてやらせるべきが筋というものであります。それが、会派の役割であり、使命であります。これが、議会制民主主義のルールであります。  加えて、本件においては、物事の優先順位を考えてやるべきであります。ルールがなければ、法令遵守もへちまもありませんが、担当部が市長要綱というルールに基づき決裁し、内定し、提案しているのであります。特に、雇用面においては、担当部は、機会損失、時間とお金を最小限にして、淡路市の利益を最大にする目的に沿った提案をしております。したがって、手続批判は正鵠を得ていないと言わざるを得ません。  本市における経営判断の優先順位は、人口漸減に伴う財政難をどう克服するかに尽きます。そのために、残された時間的余裕は皆無であります。失われた7年にしてはなりません。厚労省の国立社会保障人口問題研究所公表の、将来人口推計によると、2020年の淡路市の人口は3万9,033人、うち、分母の生産人口は1万9,543人、分子の扶養人口は1万9,499人。うち、子ども4,119人、老人1万5,380人と推計中であります。  2020年には、働く者1人が扶養者1人を養うまちとなる分水嶺となるのであります。その時点の高齢化率は39.4%であります。残された時間は、あと9年しかありません。それ以降は、働く者1人が扶養者を1人以上養い続ける人口構造に転換していきます。ちなみに、2035年の淡路市の人口は2万8,565人。うち、分母の生産人口は1万3,496人、分子の扶養人口は1万5,069人。うち、子ども2,617人、老人1万2,452人と推計中であります。高齢化率は、43.59%であります。実質的には廃墟であります。  また、2018年、平成30年度まで見込んだ淡路市財政フレームによると、平成17年度と平成30年度の比較では、人件費40億5,400万円が、21億8,800万円と、約半減しております。つまり、正職員の数は半減するのであります。補助費等は7割削減となっております。淡路市は、廃墟への道を急進中なのであります。  政治の目的は、市民を幸せにすること、人々の苦悩を最小限に食い止めることに尽きます。政治の使命は、経世済民であります。この難局に立ち向かうには、社会的苦悩を克服するために、自らの最善の能力を進んで捧げようとする冷静な頭脳と温かい心情を持つ人々の数を、一人でも多くする必要があります。共生社会の構築であります。そのためには、雇用の場の創出が喫緊の課題であります。それを、私は、本件を譲渡先地元企業の沖物産をして、地元地区の雇用創出を期待するのであります。  歴史がどう評価するかは知りませんが、我々は、全力を挙げて現在の危機を乗り越えなければなりません。財政危機がさらに深刻さを増すからであります。市民生活を安全に維持し続けるためには、収入を増やす危機対策が必要であります。制度はいまだ不十分でありますが、早急に手を打ち続けなければ、時間がありません。人々がどれだけ幸福か不幸かは、経済社会の本質的な質を示しております。長期的に見ると、それ以上に重要なのは、政治が幸福を追求するのか、阻害するかの点にかかっております。そのために、市政は全力を挙げて、雇用確保のためにワークシェアリングに取り組む必要があります。市役所と民間企業、NPOなどが緊密に協働関係することが重要であります。  雇用については、最初からみんなで相談しつつ、計画的にみんなで管理する必要があります。賃上げ抑制による雇用確保で合意することは、淡路市における社会保障改革と雇用改革を可能にし、パートタイム制度によるワークシェアリングを実現し、失業率の低下をもたらすことになります。そして、労働組合は賃金抑制に協力し、企業は雇用確保に努力し、かつ労働時間の短縮を行うことにより、新たな補充雇用が発生するのであります。市役所は、財政支出を抑制に努めて減税を行い、市内の産業の競争力を高め、企業投資を活性化させ、雇用の増加を図ることができるのであります。  この合意により、企業がより高い収益性を達成することにより、より高い投資が可能となり、それによってより多くの雇用創出を生み出すという認識が必要であります。パートタイム労働、官民を問わずに、いかなる仕事、いかなるレベル、いかなる部門でも促進する必要があります。  本事案においても、雇用主は、従業員が要請する時間労働の調整に合致する努力義務を負うようにする旨、払い下げ協定に規定してもらいたいものであります。パートタイムで仕事を分かち合うことが大切であります。高齢者退職制度は、世代間の仕事の分かち合いを意味します。時短は、労働者間の仕事の分かち合いを意味します。ワークシェアリングは、2人の別の能力を一つの仕事を活用できるメリットがあります。2人が、お互いの能力を補完し合いながら、生産性の高い仕事ができるようになるのであります。  民間企業やNPO、高齢者組織などが行政を浮かすような仕組みづくりをしなければ、淡路市を再生して持続させることはかないません。  以上、付見いたしまして、本件の賛成討論といたします。 ○議長(蓮池久志)  ほかに討論はありませんね。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(蓮池久志)  討論も終わったようでありますので、これを終結します。  これより、表決に入ります。  本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は、起立願います。                  (起立多数) ○議長(蓮池久志)  起立多数であります。  よって、本案は、原案のとおり可決されました。                (奥野幸男議員入場) ○議長(蓮池久志)  次に、議案第104号 淡路市教育特区学校審議会条例制定の件であります。  まず、反対討論から許可します。  3番、西濱益代君。 ○3番(西濱益代) (登壇)  3番、志民の会、西濱益代でございます。12月14日、追加上程されました議案第104号 淡路市教育特区学校審議会条例制定の件につき、反対の立場から討論をいたします。  本条例は、市長の諮問機関として新たに審議会を設置するものでありますが、その前提になっているのが、11月28日付で内閣府地域活性化推進室より淡路市が認定された教育特区があります。そもそも、この教育特区について、これまで、淡路市として、この制度を利用して教育活動を展開していこう、廃校利用計画に挙げていこう、あるいはそれに当たってどのような教育分野での利用がふさわしいか、どういった教育展開をすることで、子どもたちの教育環境を整え、あるいは強化していくべきか、そのような議論、教育特区構想が、市の方針や市教育委員会の論議の俎上に上がり、熟議の結果、今回の特区申請があったとは、残念ながら思えません。  同じく、議会が、この教育特区の概要説明を受けたのが、11月18日。淡路市が、その1ヵ月半も前に、その係る廃校利用計画をもって既に国に特区申請をしていたことすら、それまで知らされることがありませんでした。  当然、事実認知すらしていないわけでありますから、議会としては、国への申請前に、対象となる事案についての調査や審議は一切できていないというのが、残念ながら事実であります。  国から認可を受ける段になって、初めて計画が知らされる。申請内容への是非の判断以前に、市民参加や協働と参画、あるいは情報公開、説明責任をうたう市政のありようとして、このような形での市政展開は、極めて遺憾であり、強く再考を求めたいところであります。  今回、淡路市全域が教育特区として国から認定を受けたとのことであります。しかしながら、その内実は、株式会社AIE、すなわち師友塾(しゆうじゅく)という一民間会社だけが、淡路市域の二つの廃校、生田小学校と洲本実業高校東浦分校跡の校舎を使って、淡路市から学校設置の認可を受け、晴れてこの地で株式会社立広域通信制単位制高等学校として営業していくということを進めていってもよろしい、そういうものであります。師友塾(しゆうじゅく)という会社にとっての特例措置である教育特区にすぎません。  市の申請書にあるように、近年、不登校生徒や通常の学校に適応しにくい生徒が増加し、その学びの場が求められていることも現実でしょう。しかしながら、それならば、義務教育外の高等教育課程とはいえ、なぜその教育を株式会社に委ねなければならないのか。根本的な議論が不足しているように思われます。特に、利用しようとしている東浦分校については、在校生や保護者、地元の多くの方々の、学校存続の要望に反して、少子化による生徒の減少という現実をもって、県立高校統廃合の結果、閉校となった場所であります。  市が提出した申請書の中には、株式会社立の広域通信制単位制高等学校を設置し、通常の学校に対応できる生徒はもとより、不登校生や通常の学校に適応しにくい生徒のための学びの場を提供し、云々とあります。
     兵庫県では、既に、高校の学区再編が決定し、現中1生の高校進学時には、淡路島内と神戸が同一学区となっております。これによって、進学可能となる高校の選択肢が広まったと評価する向きと、淡路島内から生徒が流出し、島内高校の存続に影響を与えるのではないかと、懸念する向きもあります。  果たして、新たに淡路市域に市が認可し、高等学校を設立していくことで、通常の学校に対応できる生徒が、地元に新規増設されたこの学校を希望し、既にある島内の高校の設置クラス数を減少せざるを得なくなるといったような状況にはならないのか。その影響について、どのように考えているのでしょうか。その精査の上での特区申請でしょうか。  また、根源的な問いとして、地元に在宅での高校卒業認定取得を可能にする高校を、わざわざ市が認可するということは、通学よりも在宅学習を推奨するメッセージとはなりはしないのか。すべては、選択の自由を増すための市の方針でしょうか。  もう1点、払拭できない懸念があります。新設の株式会社立の高校のパンフレットのどこにも、受講に係る必要経費の記載を見つけることができません。ネット上では、金銭面での記入も含め、この師友塾(しゆうじゅく)に対して、プラス評価とマイナス評価がかまびすしく展開されております。真偽のほどは定かではございませんが、このような状況も含め、審議に当たっていただくには、広範な観点からの審議を要し、通常、市が設置しているほかの審議会同様、その構成人数は10名以上、地域審議会など15名程度にならって構成することが望ましいと考えます。  もちろん、市長、御答弁のとおり、数がすべてではありません。けれども、淡路市にとって初めての株式会社立学校の設立であり、しかも、市民には認知度もほとんどない株式会社への認定であるという状況をかんがみれば、市長が任命する専門知識を有する方、教育委員を含めた教育関係者などの委員に加えて、一般公募枠を一定程度確保するなどして、広く意見と判断を求め、懸念を残さない万全の態勢での審議会設置を望みます。  よって、今条例で提案されている内容には賛同できないため、その意を明らかにし、反対の討論といたします。 ○議長(蓮池久志)  次に、賛成討論を許可します。  16番、竹中史雄君。 ○16番(竹中史雄) (登壇)16番、竹中でございます。議案第104号 淡路市教育特区学校審議会条例制定の件につき、賛成の立場で討論いたします。  本件は、利用者にとって、自分の要求に合った学校選びの選択肢が広がるという事案であります。私は、規制を緩めて、株式会社が自由に学校をつくれるようにすれば選択肢が増え、必ず健全な方向に変わっていくとの立場であります。民間に自由にやらせれば、ニーズに合った商品が出てきて、ニーズに合わない商品は淘汰されていくのが、単純な競争原理の常識であります。  本件の場合は、自由にやらせるといっても、文科省が定めた最低限のルールが適用されるとのことでありますが、それ以外は自由にやらせるべきであります。現状是認は、手足をしばっておいて泳げというような根性論の押しつけのようなものであります。その前に、手足をしばったひもを切りさえすれば泳げるようになるのであります。教育というのは、本当に行政が税金でやるべきサービスなのかを、はっきりさせるべきときであります。  私は、教育は、一部民営化するべきだとの立場であります。公的な教育サービスを、行政が独占している限り、すなわち民営化の道を開かない限り、ユーザーのニーズに合った選択肢は出てこないし、淡路市の未来もないというのが、私の考えであります。よって、本件には賛成するものであります。 ○議長(蓮池久志)  次いで、反対討論を許可します。  9番、佐藤裕子君。 ○9番(佐藤裕子) (登壇)  9番、日本共産党、佐藤裕子です。議案第104号 淡路市教育特区学校審議会条例制定の件について、反対の立場から討論を行います。  小泉構造改革に端を発した今回の教育特区構想、私たち議会側とすれば、やはり唐突感を否めません。委員会における説明では、今回の淡路市の教育特区の流れは、全国的に展開されている地域で特色ある教育を行うために、教育課程の弾力運用を求めるための教育特区申請ではなく、企業と学校設立会社が、廃校となった校舎を使い、学校運営を行うための流れであることが確認されました。  端的に言えば、教育に携わる企業誘致を可能とする法的基盤整備であります。廃校を適正な対価で貸与し、地元雇用の創出、地域活性化へとつながる企業誘致は、歓迎すべきものです。ただ、気になるのは、この条例で示されている審議会の所掌事務と、その組織構成メンバーの人数のアンバランスさであります。  今回、誘致されようとしている通信制の高等学校は、不登校等問題を抱えた子どもさんたちも多く入学されることになります。当然、市内、島内の中学校、高校間との結びつきが生じ、その関係は、年々深まっていくことになるかと予測できます。学校法人ではありませんから、県や市の教育委員会の管轄外でありますが、その実態は、教育現場と深い関係のものとなるわけです。  市内の教育環境に少なからぬ影響を与える会社設立の学校運営に関し、その内容を精査していく審議会は、中高の教育課程に精通した複数の委員、また企業の経営診断を的確に行える複数の委員、まちづくりへの貢献度を正当に評価できる複数の委員等々が必要ではないかと思われます。5人以内という委員の構成は、少なすぎます。  また、定住化施策の重要な要素として、淡路市は、教育を掲げていますが、今後、教育特区は新たなまちづくり試作と相まって、今回とは違った角度での教育特区構想が生じてくる可能性もあります。  契約年度3年という指定管理の選定委員会ですら、6人から10人の選定委員を確保する中で、契約期間が長期にわたる教育特区の審査を、たった5人以内で行うことに納得できませんし、議案上程までの過程において、教育特区とその審議会に対する考え方の丁寧な説明を行うべきではなかったかということを申し添え、この審議内容では賛同できない故、反対討論といたします。 ○議長(蓮池久志)  続いて、賛成討論を許可します。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(蓮池久志)  ほかに討論はありませんね。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(蓮池久志)  討論も終わったようでありますので、これを終結します。  これより、表決に入ります。  本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は、起立願います。                  (起立多数) ○議長(蓮池久志)  起立多数であります。  よって、本案は、原案のとおり可決されました。  ここで、暫時休憩をいたします。再開は、午前11時25分といたします。               休憩 午前11時12分              ─────────────               再開 午前11時25分 ○議長(蓮池久志)  休憩前に引き続き会議を開きます。        ◎日程第2.議案第77号、議案第79号から議案第87号              発議第7号から発議第9号  13件一括議題 ○議長(蓮池久志)  次は、日程第2、議案第77号、議案第79号から議案第87号まで、発議第7号から発議第9号まで、以上13件を一括議題といたします。  この際、御報告申し上げます。  産業厚生常任委員会に付託いたしましたこれら13件については、審査の結果、議案第77号、議案第79号から議案第84号まで、発議第7号及び発議第8号、以上9件については、全会一致をもって、原案のとおり可決すべきものと決定した旨、また、議案第85号から議案第87号まで、及び発議第9号、以上4件については、多数をもって、原案のとおり可決すべきものと決定した旨、委員長から文書をもって議長あて報告書が提出されております。これにてご了承願います。  本案について、委員長の報告を求めます。  産業厚生常任委員会委員長、出雲容子君。 ○産業厚生常任委員長(出雲容子) (登壇)  産業厚生常任委員会の委員長、出雲です。それでは、本委員会に付託されました議案について、報告をさせていただきます。  平成23年12月2日に、本委員会に付託されました下記案件について、12月6日の委員会において慎重審査の結果、下記のとおり決定しましたので、会議規則第104条の規定により報告をいたします。  議案第77号 淡路市旅客待合所及び桟橋の設置及び管理に関する条例を廃止する条例制定の件ですが、これは、委員会の中では、旅客待合所の今後の計画はあるかとの質疑に、直売所の条例が残っているので、条例廃止の手続が必要であり、県と建物の用途が可能か協議中であると答弁がありました。  また、どのような直売所の用途変更を考えているのかとの質疑に、農林定住促進補助事業の直売所として残っているので、機能廃止をして置き換え、行政として、今後の有効利用を検討していくとの答弁がありました。  次に、桟橋の有効利用は考えているのかとの質疑に、有効利用できる団体などが出てくれば検討したいとの答弁がありました。  委員会では、全員賛成で、原案のとおり可決をされました。  議案第79号 淡路広域消防事務組合規約の変更の件。これについては、質疑はありませんでした。  委員会では、全員賛成で、原案のとおり可決をされました。  議案第80号 淡路広域水道企業団規約変更の件については、規約変更は管理者の重複を避けるための変更かという質疑に対しまして、3団体管理者が固定されていたが、順番に回していくようにしたいとの答弁でした。  委員会では、全員賛成で、原案のとおり可決をされました。  議案第81号、82号、83号、84号は、関連している議案ですので、一括して補足説明を受けましたが、審査は1議案ごとに行いました。  議案第81号 公の施設の指定管理者の指定に関する件(北淡自然休養センター)についてですが、指定管理料0(ゼロ)円という中で、これまで3年間、補修は誰がしていたのかとの質疑に、修繕は、市は出していないとの答弁でした。  次に、基本協定書に書かれている、毎年事業報告書提出はどのようにされているのかという質疑に、毎年、施設利用状況、管理事務の実施状況、収支状況が出されていると答弁がありました。  また、毎年、マイナスが出ているが、負担してほしい要望はあったのかという質疑に、地元の事業者であり、独自で建物もあり、観光業併せての相乗効果を高めていきたいとの思いで、続けていきたいと事業者から聞いているとの答弁でした。  次に、指定管理料0(ゼロ)円で、毎年赤字であれば、利用料金は柔軟に考えるべきではないかという質疑に、事業者の事業計画では、平成25年度ぐらいにプラスに持っていきたいとの思いで、現在の料金で努力していくとの答弁がありました。  また、施設利用者を増やすために、市は応援しているのかとの質疑には、直接、市は対応してはいないが、観光協会、くにうみ協会などの団体の協力を得て応援しているとの答弁でありました。  委員会では、全員賛成で、原案のとおり可決をされました。  議案第82号 公の施設の指定管理者の指定に関する件で、北淡運動広場施設については、台風被害による改修は市がするのかという質疑に、市は、大規模改修はしないとの答弁がありました。  委員会では、全員賛成で、原案のとおり可決をされました。  議案第83号 公の施設の指定管理者の指定に関する件、北淡体験農業実習館では、質疑はありませんでした。  委員会では、全員賛成で、原案のとおり可決をされました。  議案第84号 公の施設の指定管理者の指定に関する件、北淡観光農業経営管理所については、離れた場所なので、指定管理は外さないのかという質疑がありまして、一体管理をしていくが、今後の課題としたいという答弁でした。  委員会では、全員賛成で、原案のとおり可決をされました。  次に、議案第85号、86号、87号は、関連していますので、一括して補足説明を受けました。委員会としては、1議案ごとに審査を行いました。  議案第85号 公の施設の指定管理者の指定に関する件、東浦健康増進施設、この議案につきましては、今後、赤字の部分をどう埋めていくのか、また、事業者では利用料金改正はあるのかという質疑に対しまして、人件費を除く委託業務に経費がかかると見ているが、自らの経営努力、人材努力をやっていく計画と考えている。また、施設利用料金は、現行のままで募集をしたとの答弁でした。  また、基本協定書24条での1,100万円の指定管理料の変更はあるのかという質疑には、市が行わなければならない大規模改修が発生すれば、変更もあるとの答弁でした。  また、プロポーザルで事業者から提出された金額の差は幾らかという質疑に、最高と最低では4,000万円の開きがあるとの答弁でした。  次に、事業計画の人員配置では、今までの雇用が続くのかという質疑に、引き続き雇用を行うことを条件に付けているので、事業者と契約する段階で確認をしていくとの答弁がありました。  また、指定管理の場合は、市の監査はないのかという質疑に、決算指導は、現在はない。今後の課題としたいとの答弁でした。  次に、協定書違反が行われた場合、指定管理の見直しはするのかという質疑に、指定管理の中止や運営改善を事業者と詰めていくとの答弁でした。  また、利用者増員のための事業計画にはどのような内容があったのかという質疑には、専門の旅館業、観光業をフルに活用する計画です。また、地域にバスを出したり、館内での高齢者へのサービスを考えており、多方面に及んでいる。自主事業への努力が見られると、答弁がありました。  次に、指定管理料は3年間守られるのかという質疑に、指定管理料は、年度協定で3年間を定めている。あくまで、この計画においての指定管理料を払うとの答弁でした。  また、年度協定で変更がある場合はどうかという質疑には、予算書において提案する。協定額が変われば補正となるという答弁でした。  委員会では、賛成多数で、原案のとおり可決をされました。  議案第86号 公の施設の指定管理者の指定に関する件、東浦農林漁業体験実習館、この議案に対しては、質疑はありませんでした。  賛成多数で、原案のとおり可決をされました。  次に、議案第87号 公の施設の指定管理者の指定に関する件、農村広場、この件では、事業者の農村広場の利用計画はどのようなものなのかという質疑に、地域住民の活動を応援することが優先されている。その上に自主事業を組み込んでいくという答弁でありました。  また、多目的広場の使用料金に差があるが、市の考え方はという質疑に対しまして、市民の健康増進、体力向上の場として、時間設定の料金としている。イベントなどについては、1日単位の使用料としているという答弁でありました。  委員会では、賛成多数で、原案のとおり可決をされました。  以上で、委員会に付託されました10議案についての報告を終わります。  次に、平成23年12月14日に、本委員会に付託されました下記案件について、12月15日の委員会において慎重審査の結果、下記のとおり決定しましたので、会議規則第104条の規定により報告をいたします。  発議第7号 鳥獣被害防止対策の充実を求める意見書について、委員会の中では、意見書の記2では、専門家が不足しているとされているが、どのような意味なのかという質疑に、有害鳥獣の生態を詳しく分析する専門家が、淡路市には関与していないので、意見書に掲げているという説明がありました。  また、国に予算を付けることを要望するのはどういうことなのかという質疑には、国に予算を付けていただければ、市の歳出が少なくなるとの答弁がありました。  委員会では、全員賛成で、可決をされました。  発議第8号 防災会議に女性の視点を取り入れることを求める意見書では、記1の3割以上としている考え方はという質疑には、根拠は、政府が掲げている男女参画では3割以上としているという答弁です。  次に、記2では、災害対策基本法15条6は、専門委員を置くことができると掲げているが、男女の規定はないという質疑に、女性の専門家が少ないので、あえて有識者枠としたという答弁でした。  委員会では、全員賛成で、可決をされました。  発議第9号 国民生活の安全と向上を図る各種基金事業の継続を求める意見書では、基金の残はあるのかという質疑に、来年度は足りないので、その部分も含め事業が継続できるように意見書を出したという答弁でありました。  次に、基金事業をどうしていきたいのかという質疑には、平成24年度も切れ目なくしたい。基金の継続と増額を求めることで、市民負担を軽くしたいとの答弁でありました。  また、障害者自立支援対策臨時特例基金のところで、移行期間を臨時基金で対応することで悪い方にいかないのかという質疑には、空白を生じさせないため、今の事業を継続し、負担が大きくならないよう基金の継続、増額をしてほしいとの考えであるとの説明がありました。  委員会としては、賛成多数で、可決をされました。  以上で、付託をされました発議3件の報告を終わります。 ○議長(蓮池久志)  委員長報告は終わりました。  これより、委員長報告に対する質疑に入ります。  それでは、発言を許可します。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(蓮池久志)  ございませんね。
     質疑もないようでありますので、これを終結いたします。  これより討論に入ります。  これより、分離して1議案ごとに討論、採決いたします。  それでは、初めに、議案第77号 淡路市旅客待合所及び桟橋の設置及び管理に関する条例を廃止する条例制定の件であります。  まず、反対討論から許可します。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(蓮池久志)  ほかに、討論はありませんね。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(蓮池久志)  討論もないようでありますので、これを終結します。  これより、表決に入ります。  本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は、起立願います。                  (起立全員) ○議長(蓮池久志)  起立全員であります。  よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第79号 淡路広域消防事務組合規約の変更の件であります。  まず、反対討論から許可します。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(蓮池久志)  ほかに、討論はありませんね。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(蓮池久志)  討論もないようでありますので、これを終結します。  これより、表決に入ります。  本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は、起立願います。                  (起立全員) ○議長(蓮池久志)  起立全員であります。  よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第80号 淡路広域水道企業団規約の変更の件であります。  まず、反対討論から許可します。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(蓮池久志)  ほかに、討論はありませんね。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(蓮池久志)  討論もないようでありますので、これを終結します。  これより、表決に入ります。  本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は、起立願います。                  (起立全員) ○議長(蓮池久志)  起立全員であります。  よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第81号 公の施設の指定管理者の指定に関する件(北淡自然休養センター)であります。  まず、反対討論から許可します。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(蓮池久志)  ほかに、討論はありませんね。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(蓮池久志)  討論もないようでありますので、これを終結します。  これより、表決に入ります。  本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は、起立願います。                  (起立全員) ○議長(蓮池久志)  起立全員であります。  よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第82号 公の施設の指定管理者の指定に関する件(北淡運動広場施設)であります。  まず、反対討論から許可します。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(蓮池久志)  ほかに、討論はありませんね。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(蓮池久志)  討論もないようでありますので、これを終結します。  これより、表決に入ります。  本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は、起立願います。                  (起立全員) ○議長(蓮池久志)  起立全員であります。  よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第83号 公の施設の指定管理者の指定に関する件(北淡体験農業実習館)であります。  まず、反対討論から許可します。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(蓮池久志)  ほかに、討論はありませんね。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(蓮池久志)  討論もないようでありますので、これを終結します。  これより、表決に入ります。  本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は、起立願います。                  (起立全員) ○議長(蓮池久志)  起立全員であります。  よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第84号 公の施設の指定管理者の指定に関する件(北淡観光農業経営管理所)であります。  まず、反対討論から許可します。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(蓮池久志)  ほかに、討論はありませんね。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(蓮池久志)  討論もないようでありますので、これを終結します。  これより、表決に入ります。  本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は、起立願います。                  (起立全員) ○議長(蓮池久志)  起立全員であります。  よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第85号 公の施設の指定管理者の指定に関する件(東浦健康増進施設)であります。  まず、反対討論から許可します。  鎌塚 聡君。 ○1番(鎌塚 聡) (登壇)  1番、日本共産党、鎌塚 聡です。議案第85号 公の施設の指定管理者の指定に関する件(東浦健康増進施設)について、反対の立場で討論を行います。  さきの議案第93号 公の施設の指定管理者の指定に関する件(東浦B&G海洋センター)で述べた討論内容と同様の趣旨ということを申し述べ、討論とさせていただきます。 ○議長(蓮池久志)  次に、賛成討論を許可します。  竹中史雄君。 ○16番(竹中史雄) (登壇)  16番、竹中史雄でございます。議案第85号につき、議案第88号と同等の理由で賛成といたします。  加えて、これは、まず、風呂の料金は上げるなという話ですね、一つは。次は、経費は削減しろと、従業員の雇用は守れと、こんなことで経営できますか。相矛盾、論理が破綻しておりますよ。そういうものにはくみすることはできません。 ○議長(蓮池久志)  次いで、反対討論を許可します。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(蓮池久志)  次に、賛成討論を許可します。  18番、岡田勝一君。 ○18番(岡田勝一) (登壇)  賛成の立場で討論をさせていただきます。  現指定管理者の夢クラブでありますけれども、これが3年前に、当初2,000万円の管理料で、この施設の管理運営を請け負いました。しかし、2年目、3年目と、お金が足らないからということで、最終、3年度は3,100万円の指定料になりました。そして、3年を迎え、新しく公募を行いましたところ、5社からの申し込みがあり、その結果、岡山の会社、(有)トラベルシリウスが最高得点をもって指定管理を受けると、こういう議案でありますけれども、私も、この温泉施設には、365日のうち340日は通っております。その中で、いろんなことが気付かれることがあります。なぜここまで指定管理料が、この3年間、上昇を続けたのか。当初の夢クラブは、完全に宿泊、それから入湯、こういう事案の経験がなかったわけなんです。しかしながら、当初から、その理事長は、個人資産の2,000万円をもって、赤が出ればこれで埋めてくださいと、責任をもってきちんと管理運営していきますと、こういう申し出も受けておったところでありますけれども、その2,000万円を使うこともなく、上昇をしていったと、こういう事案であります。  そして、今回、(有)トラベルシリウスになりましたけれども、ここは、倉敷において、これと同等のような施設ですね、せきがね湯命館、ここで35名の従業員をもって運営をし、黒字経営を続けていると、このように聞いております。そのノウハウをもってやれば、この入湯施設も、今以上に入館者も増え、料金を値上げすることなく運営をしていただけると、このように資料からも推察ができるところであります。  そしてまた、関係するグラウンドですけれども、ここには、今、夜間にサッカー教室をやっております。週2回ですかね、これには照明灯も使用しながらやっておりますし、これが地元に根付いたクラブでありますから、経営者が変わっても、今後、続けていけると、こういうことであります。また、温かくなれば、昼間のグラウンド、野球、ソフトにおいても、利用増が見込めると、こういうところであります。  それと、実習館が3,100万円に夢クラブが上がったということは、実習館の宿泊人数が激減しておると、こういうところであります。ここを改善すれば、この1,990万円余でトラベルはやっていけると、こう踏んでおる事案だと思います。そういうことをもって、今以上に、この4施設が地域の皆さん方に愛される施設として、ますます利用促進が図れると、その上に、この(有)トラベルシリウス社は観光事業もやってまして、特に、観光バス事業等、また本部は旅館業、ホテル業をやってますので、そこらあたりのノウハウを入れていただければ、この金額で3年間はずっとやってもらえると、このような確信がありますので、賛成をいたします。 ○議長(蓮池久志)  ほかに、討論はありませんね。               (「なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長(蓮池久志)  討論も終わったようでありますので、これを終結します。  これより、表決に入ります。  本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は、起立願います。                  (起立多数) ○議長(蓮池久志)  起立多数であります。  よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第86号 公の施設の指定管理者の指定に関する件(東浦農林漁業体験実習館)であります。  まず、反対討論から許可します。  鎌塚 聡君。 ○1番(鎌塚 聡) (登壇)  1番、日本共産党、鎌塚 聡です。議案第86号 公の施設の指定管理者の指定に関する件(東浦農林漁業体験実習館)について、反対の立場で討論を行います。  さきの議案第93号 公の施設の指定管理者の指定に関する件(東浦B&G海洋センター)にて述べた討論内容と同様の趣旨ということを申し述べさせていただきまして、討論とさせていただきます。 ○議長(蓮池久志)  次に、賛成討論を許可します。  16番、竹中史雄君。 ○16番(竹中史雄) (登壇)  16番、竹中史雄でございます。議案第86号 公の施設の指定管理者の指定に関する件(東浦農林漁業体験実習館)につき、賛成の立場で討論いたします。  賛成理由は、議案第88号と同等の理由です。  加えて、この前、NHKのテレビを見てまして、土佐のブリの一本釣りというのが出てたんですね。これが、なかなかこの施設については合理的なやり方やなと、私は思ったんです。  まず、餌づけをするんです。漁場へ行って餌づけするんですよ。それで、時期が来たら、かごの中に餌を入れて、イワシの餌を入れて、底までブリの固まりのところへ落とすんですよ。それから、ずっと船の近くまで引き上げる。それで、ブリが一緒についてくるんですね、餌づけされてますから。そこで、一本釣りで釣るわけですよ。1時間で300本、400本ぐらい釣る。  この施設、どこにお客さんがおるんですか。島外にお客さんがおるんですよ。その方法で、このお客さんを連れてこないと、回りませんよ。何回も言いますけど。そんなこと、役人さんができるんですか。民間の雇った従業員さん、できるんですか。それだけの経営ノウハウとやる気と、資金もなかったらできませんよ、こんなん。できないから、今まで赤字を垂れ流してきたわけでしょうが。  何遍も言いますけど、雇用者の雇用を守るために施設があるんじゃないんですよ。それであれば、みんな淡路市の住民、公務員にしてくださいよ。淡路市の職員にしてくださいよ。そしたら、左うちわで、毎日暮らせますよ。金がないからできないから、みんな一生懸命汗水たらして働いているんじゃないですか。だから、こういうのは、そういう業者が来てやってあげるというたら、やらしたらいいんです。あかんときは、また次、3年後に変えたらいいんですよ。そういうものです。 ○議長(蓮池久志)  次いで、反対討論を許可します。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(蓮池久志)  ほかに、討論はありませんね。  18番、岡田勝一君。 ○18番(岡田勝一) (登壇)  前の議案にも述べましたように、宿泊施設ですね、これを任せきれると。この理由としては、まず本体の旅館、きくのや、それから湯原国際観光ホテル、湯の郷の別荘ラ・ヴィラ・デ・ユバラ、ファミリーイン大山セカンドホテル、こういうふうに、たくさんのホテルを運営し、そのノウハウをこの体験実習館に持ってこようと、こういうことであります。  そして、岡山とは離れておりますけれども、トラベル観光をやってますので、観光バス等を1日、あるいは宿泊を兼ねてこの施設を使い、また隣のお風呂も使い、そういうふうな展開をなされようとしている。ましてや、従業員の雇用も、現在、21名ですけれども、32名まで増員しようと、こういう申し出も受けておるそうであります。  そういうところから、私は賛成に回ります。よろしくお願いをいたします。 ○議長(蓮池久志)  ほかに、討論はありませんね。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(蓮池久志)  討論も終わったようでありますので、これを終結します。  これより、表決に入ります。  本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は、起立願います。                  (起立多数) ○議長(蓮池久志)  起立多数であります。  よって、本案は、原案のとおり可決されました。  議員各位に申し上げます。  お昼になりますが、続行させていただきます。  次に、議案第87号 公の施設の指定管理者の指定に関する件(農村広場)であります。  まず、反対討論から許可します。  1番、鎌塚 聡君。 ○1番(鎌塚 聡) (登壇)  1番、日本共産党、鎌塚 聡です。議案第87号 公の施設の指定管理者の指定に関する件(農村広場)について、反対の立場で討論を行います。  さきの議案第93号 公の施設の指定管理者の指定に関する件(東浦B&G海洋センター)で述べた討論内容と同様の趣旨ということを申し述べさせていただきまして、討論とさせていただきます。 ○議長(蓮池久志)  次に、賛成討論を許可します。  16番、竹中史雄君。 ○16番(竹中史雄) (登壇)  16番、竹中史雄でございます。議案第87号 公の施設の指定管理者の指定に関する件(農村広場)について、賛成の立場で討論いたします。  賛成理由は、議案第88号と同等理由であります。  加えて、これ、こんなことをやってたら、最後は公務員辞めた公務員さん、最終、年金がJALみたいに半額しないと、市役所は前へ回っていかんようになります、公務員は。それを避けるためにどうするかというて、今、もだえ苦しんどるわけですよ。  そこへ、一生懸命やってやろうというふうな会社が来たら、それしか手がないわけですから、それが駄目だというんだったら、税金はもらえない、経費は削減できない、どうするんですかという話ですよ、これは。最後は、人件費の削減しかないんです。私、さっき言うたように、今出ているじゃないですか。財政フレームで、平成30年には、職員の人件費、半分ですよ。そんなとこで、今持ってる施設、どうして維持していくんですか。そこを考えて、今をどうするかという答えを出さないと、もう誰のために政治やってるんか、わけ分かりませんよ。  そういうことで、私は、これは賛成いたします。 ○議長(蓮池久志)  ついで、反対討論を許可します。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(蓮池久志)  ほかに、討論はありませんね。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(蓮池久志)  討論も終わったようでありますので、これを終結します。  これより、表決に入ります。  本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は、起立願います。                  (起立多数) ○議長(蓮池久志)  起立多数であります。  よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、発議第7号 鳥獣被害防止対策の充実を求める意見書であります。  まず、反対討論から許可します。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(蓮池久志)  ほかに、討論はありませんね。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(蓮池久志)  討論もないようでありますので、これを終結します。  これより、表決に入ります。  本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は、起立願います。                  (起立全員) ○議長(蓮池久志)  起立全員であります。  よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、発議第8号 防災会議に女性の視点を取り入れることを求める意見書であります。  まず、反対討論から許可します。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(蓮池久志)  ほかに、討論はありませんね。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(蓮池久志)  討論もないようでありますので、これを終結します。  これより、表決に入ります。  本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は、起立願います。                  (起立全員) ○議長(蓮池久志)  起立全員であります。  よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、発議第9号 国民生活の安全と向上を図る各種基金事業の継続を求める意見書であります。  まず、反対討論から許可します。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(蓮池久志)  ほかに、討論はありませんね。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(蓮池久志)  討論もないようでありますので、これを終結します。  これより、表決に入ります。  本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は、起立願います。                  (起立全員) ○議長(蓮池久志)  起立全員であります。  よって、本案は、原案のとおり可決されました。  続いて、お諮りいたします。  ただいま可決されましたこれら意見書3件の取り扱いにつきまして、議長に一任いただきたいと思います。  これに御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(蓮池久志)  御異議なしと認めます。  よって、さように決します。      ◎日程第3.議案第95号から議案第101号    7件一括議題 ○議長(蓮池久志)  次に、日程第3、議案第95号から議案第101号まで、以上7件を一括議題といたします。  御報告申し上げます。
     補正予算審査特別委員会に付託いたしましたこれら7件につきましては、審査の結果、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定した旨、委員長から文書をもって議長あてに報告書が提出されておりますので、御了承願います。  お諮りいたします。  委員長の報告につきましては、会議規則第40条第3項の規定により、省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(蓮池久志)  御異議なしと認めます。  よって、さように決しました。  この際、お諮りいたします。  ただいま上程中の議案のうち、補正予算審査特別委員会において、賛成多数をもって、原案のとおり可決すべきものと決しております議案第95号 平成23年度淡路市一般会計補正予算(第6号)については、議事の都合により先議いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(蓮池久志)  御異議なしと認めます。  よって、さように決します。  それでは、討論、採決いたします。  それでは、議案第95号 平成23年度淡路市一般会計補正予算(第6号)について、討論、採決いたします。  それでは、反対討論から許可します。  1番、鎌塚 聡君。 ○1番(鎌塚 聡) (登壇)  1番、日本共産党、鎌塚 聡です。議案第95号平成23年度淡路市一般会計補正予算(第6号)について、反対の立場で討論を行います。  今回、歳入歳出に73億9,235万円余を追加しますが、その中での台風12号、15号関連の災害復旧対応費や、被害に遭われた住民にとってこれらは必要不可欠なものですし、また、高齢者肺炎球菌予防接種事業の増額補正も、健康福祉の上で重要なものと言えます。  しかし、一方で、文化ホール管理維持事業としてのサンシャインホールの駐車場造成に対する300万円の予算措置は、認めるわけにはいきません。これは、元は、東浦バスターミナル駐車場有料化に端を発した関連対策整備で、昨年度、既に1,700万円余りの予算計上がなされ、今年度に繰り越されておりました。その工事施工に際し、東西二つある出入り口を中央1ヵ所にゲートを設置することに計画変更することにより、既存の植栽部分を、この駐車場に変えるということの予算措置です。  13台の駐車スペースの増により、利用者に利便性がよくなると言いますが、もともとあったサンシャインホールに3駐車場を東浦バスターミナル第2駐車場へと変えましたが、その駐車場を利用できるにもかかわらず、13台駐車場を増やすことで利用しやすいという理論は成り立ちません。  なぜ、今になってさらなる一般財源300万円の持ち出しをしてまで整備をする必要があるのか。当初の予定の計画がずさんであります。しいて私の一般質問でも指摘しましたが、この変更によって、計画図面では、ゲート正面突き当りが駐車スペースにもなり、安全性からしても、利用者の利便性向上というのは矛盾があります。  さらに、今申したゲート正面の安全性を確保しようとすれば、今後、対応費用がまた発生するやも知れません。このような計画を変更する可能性も残し、今回の理由が、この際、駐車場を増やすという点が含まれている点には賛同できないため、反対の討論といたします。 ○議長(蓮池久志)  次に、賛成討論を許可します。  15番、出雲容子君。 ○15番(出雲容子) (登壇)  15番、緑風会、出雲容子です。議案第95号 淡路市一般会計補正予算(第6号)について、賛成の立場から討論を行います。  今回の補正予算は、総額73億9,200万円余のうち、災害復旧事業に係る予算額は69億3,600万円となっております。この災害復旧事業は、9月の台風12号及び台風15号によるもので、農地、農業用施設や道路、河川などをはじめとして、多くの施設において被害を受け、その被害額は100億円を超える大きなものであると説明を受けました。  生活道路は、通行止めや片側通行などにより不便を強いられ、農地、農業用施設においても、来年の水稲の作付けなどが危ぶまれるなど、これから早急な復旧が望まれるところです。現在、国による災害査定が実施されていることと聞いておりますけれども、これらの査定終了後、直ちに復旧工事が発注され、一日も早く復旧がされることを望みます。  また、花博跡地の買い戻しや高齢者肺炎球菌ワクチン接種助成事業等の増額など、すべての市民生活や今後の淡路市のまちづくりには必要な予算となっております。市民の皆さんが、安全で安心して暮らすことができ、将来にわたって淡路市が継続されていくことを心から願いまして、賛成討論といたします。 ○議長(蓮池久志)  次いで、反対討論を許可します。  16番、竹中史雄君。 ○16番(竹中史雄) (登壇)  16番、竹中史雄でございます。  本事案については、私、一点だけ気に食わんところがあるんですね。それは、平成7年に、阪神・淡路大震災で貸し付けた貸付金の回収ですよね。これに217万8,000円を使う。こういうようなものが入っておるんですね。こんなものは、裁判所に1,000円の切手を持っていって、相手方を呼び出せば、解決する話なんです。わざわざ220万円ほどのお金を使う必要は全くないんです。  それを、担当者に聞くと、私、聞きました。そんなこと、知りませんという話ですよ。知りませんいうて、法律を司っておる人間が、法律を知らないという話が、それはなんであんた、民間より高いギャラは何なんだという話です。法律を司っとるから役人様で高いんです。その高い分の仕事をしなくって、最後は自分の不始末を、弁護士を使ってわざわざ裁判所に持っていって、結局何をやったかというたら、1円も取ってないんです。1円も回収してないんですよ、民事債権を。それを、また延滞金を、10.5%の延滞金を確定させて、例えば今の本件の事案であれば、250万円貸し付けた金額に、3%の金利がついているんです。プラス10.5%の延滞金、乗ったわけですよ。この方は、500万円からの借金を負うたことになるんです。そんなことをするのが役人かということなんです。高い高いギャラをいただいて、裁判所に車走らせて行っても、どこにおっても1日何ぼのギャラついているんです。どこへ行ってもギャラ払っているんです、うちの淡路市は。  そしたらその方は、車に乗って裁判所に、郵便局で1,000円の切手、買って行って、調停を申し込んだら、裁判所が相手を呼んでくれるんです。そしたら、こういうことだから、あんたどうするんですかいうたら、分かりました、そしたら債権債務の確認しますいうて、一件落着ですよ。  こんな簡単なことができない職員が、この淡路市におるということ自体が不思議ですよね。こんなものを皆さん方が、はいそうですかというて賛成できるんですかという話なんです。本来は、これは議会の96条の議案なんですよ。我々がやらなければならないものを、我々、ほうかむりして、結果、やったのは220万円弱の無駄遣いですよ。先ほどの議論は、お金がないからどうしろという話やけど、こんな無駄なお金の使い方をして、相矛盾しとる議論をここで行っているように私は思うんですよね。  こういうようなことこそ、きつくやっていかないと、無理、むら、無駄ですよ。これを防ぐことはできません。だから、私は、これ1点のみです。ほかは別に反対じゃないんです。こういうようなばかなものについては、支出は認めることはできませんので、反対といたします。 ○議長(蓮池久志)  続いて、賛成討論を許可します。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(蓮池久志)  ほかに、討論はありませんね。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(蓮池久志)  討論も終わったようでありますので、これを終結します。  これより、表決に入ります。  本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は、起立願います。                  (起立多数) ○議長(蓮池久志)  起立多数であります。  よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、ただいま上程中の議案のうち、補正予算審査特別委員会において、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しております案件は、議案第96号から議案第101号まで、以上6件であります。  この際、お諮りいたします。  これら6件については、討論を省略し、一括して採決いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(蓮池久志)  御異議なしと認めます。  よって、さように決します。  それでは、議案第96号から議案第101号まで、これら6件については、委員長報告のとおり可決することに御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(蓮池久志)  御異議なしと認めます。  よって、これら6件は、いずれも原案のとおり可決されました。       ◎日程第4.常任委員会及び議会運営委員会の閉会中の継続調査 ○議長(蓮池久志)  次は、日程第4、常任委員会及び議会運営委員会の閉会中の継続調査に関する件を議題といたします。  常任委員会及び議会運営委員会の所管事務等について、それぞれ委員長から、会議規則第105条の規定により、お手元に配付いたしておりますとおり、閉会中、継続調査をいたしたい旨の申し出がありました。  お諮りいたします。  各常任委員長及び議会運営委員長より申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することに決して、御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(蓮池久志)  御異議なしと認めます。  よって、さように決しました。        ◎日程第5.広報広聴調査特別委員会委員派遣承認要求 ○議長(蓮池久志)  次は、日程第5、広報広聴調査特別委員会委員派遣承認要求の件を議題といたします。  広報広聴調査特別委員会の所管について、委員長から、会議規則第100条の規定により、閉会中に管外において事務調査を実施したい旨、委員長から文書をもって議長あて要求書が提出されております。  つきましては、広報広聴調査特別委員会委員長の要求どおり、承認したいと思いますが、これに御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(蓮池久志)  御異議なしと認めます。  よって、さように決しました。  以上で、本日の日程は終わりました。  この際、申し上げます。  今期定例会の会議録の調製につきましては、議長において、後刻、録音等を精査し、しかるべき処置をいたしたいと存じますので、御了承願います。  お諮りいたします。  今期定例会に付議された案件はすべて議了いたしましたので、閉会いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(蓮池久志)  御異議なしと認めます。  よって、平成23年第39回淡路市議会定例会は、これをもって閉会いたします。  閉会に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。  今期定例会は、去る12月1日に招集され、本日まで19日間にわたる会期でございましたが、その間に審議されました案件は、平成23年度各種補正予算をはじめ、条例改正、事件決議などの重要案件でございました。  議員各位には、この間、終始極めて慎重かつ熱心に御審議賜り、いずれも適切妥当な結論をもって、滞りなく議了できましたことは、市政のため、誠に御同慶にたえません。  ここに、議員各位の御精励と御協力に対しまして、衷心より敬意と謝意を表する次第でございます。  また、門市長をはじめ当局各位の議会審議に寄せられました真摯なる態度に深く敬意を表しますとともに、審議の過程において、議員各位から述べられました意見、提案などにつきましては、今後の市政執行に十分反映されますよう望むものであります。  さて、本年を振り返りますと、3月に東日本大震災が発生し、死者・行方不明者が1万9,000人を超える未曾有の大災害となりました。本議会といたしましても、全議員の御同意をいただき、義援金をお届けさせていただきました。  また、本市におきましては、9月の秋雨前線等の影響により記録的な豪雨に見舞われ、市内各地に甚大な被害がもたらされ、いまだにその爪痕が残っております。1日も早い復旧・復興を願うところであります。  終わりになりましたが、議員各位並びに門市長をはじめ当局の皆様には、何とぞ御自愛いただき、御健勝にて新年をお迎えいただき、新たな希望の下、市政発展のため、今後ともなお一層の御活躍を賜りますようお願い申し上げますとともに、報道関係各位の御協力にも感謝申し上げ、閉会のごあいさつとさせていただきます。  ありがとうございました。  続きまして、門市長からごあいさつがございます。  市長、門 康彦君。 ○市長(門 康彦)  (登壇)  第39回淡路市議会の閉会に当たり、ごあいさつを申し上げます。  今次定例会は、12月1日に開会し、以来本日までの19日間にわたりまして、提案いたしておりました条例制定をはじめ事件決議、補正予算など、当面する重要案件につきまして御審議を賜り、本日、ここに、全議案を滞りなく議了いただきました。市政伸展のため、誠に御同慶にたえない次第であります。  審議の過程におきまして、議員各位から賜りました御意見・御提案につきましては、十分これを尊重し、検討いたしまして、今後の市政運営に遺憾なきよう万全を期してまいります。  さて、基礎的地方公共団体である地方の市として、長と議会との相互に均衡と抑制の取れた関係を維持していくことが、地方自治の本旨の実現に向け肝要なことであり、最もこの関係が適切に維持されることこそ、本市の市民にとって、福祉の向上に資するものと考えているところであります。私どもも、住民と直接接する現場として、慎重に対処し、責務を果たさなければならないと考えております。  これまで、繰り返してきた我欲の結果、この島の閉塞感を生み、倫理観の欠如を継続してきた島の民度を払拭しなければなりません。今後は、身の丈に合った市政運営に努め、根拠なく、言語明瞭意味不明ではなく、覚悟を決め、「将来の世代に誇れる、街創りの推進」、いつかきっと、帰りたくなる、街創りの推進」を目指すといった市民に分かりやすい言葉で、目標達成に向け、議員をはじめ市民の皆様の協力の下、職員とともに取り組んでまいりたいと考えておりますので、皆様の格別の御指導・御支援のほどを重ねてお願い申し上げます。  今年も、残すところ、あとわずかとなりました。ここに来まして、朝夕の冷え込みは格別の感がいたします。議員各位には、健康に十分御留意をいただきますとともに、市政伸展に御支援・御協力あらんことを心から念願し、また、報道機関の御協力にも感謝を申し上げまして、閉会に当たりましてのごあいさつといたします。  ありがとうございました。
    ○議長(蓮池久志)  以上をもちまして、終了いたします。  皆様、長時間御苦労さまでございました。  ここで、広報広聴調査特別委員会の皆様に申し上げます。  この後、直ちに委員会を開催いたしますので、第3委員会室に御参集願います。  以上であります。               閉 会 午後 0時22分...